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精力剤の選び方とは?通販や薬局で失敗しないための安全ガイド

更新日 : 2025年11月19日
最近、疲れが抜けない」「肝心な場面で自信が持てない」と感じたとき、「精力剤」という言葉が頭に浮かぶかもしれません。
しかし、ドラッグストアやインターネットで検索すると、あまりにも多くの商品が溢れており、「一体どれを選べばいいのか分からない」「本当に安全なのか?」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。

私たち愛知EDラボ編集部は、これまで数多くのED治療クリニックのWebマーケティングやサイト運用を支援してまいりました。その過程で、現場の先生方や実際に治療を受けた患者様の声、さらに各クリニックが公表する調査データを収集・分析し、ED治療に関するリアルな情報とノウハウを蓄積しています。これらのノウハウやデータに基づき、精力剤の正しい選び方について詳しく解説します。

目次

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詳しくは以下のページをご覧ください。

「精力剤」とは? まず知っておきたい3つの分類

精力剤を選ぶ男性

まず大切なのは、「精力剤」という言葉は医学的な用語ではなく、非常に広い意味で使われる俗語であるということです。市場に出回っている製品は、薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)に基づき、目的や成分によって大きく3つに分類されます。

この違いを理解することが、ご自身の目的に合った製品を選ぶための第一歩となります。

医療用医薬品(ED治療薬):症状の「治療」が目的

バイアグラ(シルデナフィル)やシアリス(タダラフィル)に代表されるED(勃起不全)治療薬がこれにあたります。これらは医師の診断に基づき処方される「医薬品」であり、明確な「治療」を目的としています。

その作用は、PDE5という酵素の働きを阻害することで陰茎の血管を拡張させ、勃起を医学的にサポートするものです。浜松町第一クリニックのデータによれば、40代~50代の男性においても70%~80%という高い有効率が報告されています。

強力な作用がある反面、心臓病の薬(硝酸剤など)との併用が禁忌(きんき)とされるなど、使用には医師の管理が必要です。

医薬部外品(滋養強壮剤):疲労の「回復・予防」が目的

コンビニやドラッグストアで販売されている栄養ドリンク(「リポビタンD」など)の多くは、「指定医薬部外品」に分類されます。

これらは病気の「治療」ではなく、疲労の回復、滋養強壮、栄養補給といった「予防」や「コンディション維持」を目的としています。タウリンやビタミンB群など、エネルギー代謝を助けたり、体の機能を維持したりする成分が厚生労働省の承認基準の範囲内で配合されています。

健康食品(サプリメント):栄養の「補給」が目的

マカ、亜鉛、アルギニンなど特定の成分を配合したカプセルや錠剤の多くは「健康食品(サプリメント)」です。

これらは法的には「食品」の扱いです。そのため、「EDが治る」「精力がつく」といった効能効果を謳うことは禁止されています。あくまで、日常の食生活で不足しがちな栄養素を「補給」することが目的です。

例えば、亜鉛は男性機能に関わる重要なミネラルですが、サプリメントの役割は「欠乏状態を正常に戻す」サポートであり、摂取したからといって能力が際限なく向上するわけではありません。

あなたの目的はどれ? 目的別・精力剤の選び方

ご自身がどの製品を選ぶべきかは、「何を解決したいのか」という目的によって明確に異なります。

ケース1:明確なED(勃起不全)の症状を改善したい

「性行為の途中で萎えてしまう(中折れ)」「硬さが不十分で挿入できない」といった明確なEDの症状に悩んでいる場合、その原因は血流の機能不全にある可能性が高いです。

この場合、栄養補給を目的とするサプリメントや医薬部外品では、根本的な改善は難しいと言わざるを得ません。ED治療を専門とするクリニックでは、このような症状に対し、医学的根拠に基づき「医療用医薬品(ED治療薬)」の使用を推奨しています。

浜松町第一クリニックが公開している1,700名以上を対象とした臨床データによると、ED治療薬の有効率は以下のようになっています。

薬剤名 20-30代の有効率 40-50代の有効率 60-70代の有効率
バイアグラ 83.6% 80.4% 67.8%
レビトラ 70.5% 73.5% 67.1%
シアリス 61.5% 71.3% 68.5%

このように、特に働き盛りの40代~50代において、いずれの薬剤も7割以上という高い確率で症状改善が報告されている点は注目に値します。

ケース2:「最近やる気が出ない」など活力の低下を感じる

「EDというほどではないが、性欲自体が湧かない」「なんとなくやる気が出ない」という場合は、過度なストレスや睡眠不足によるテストステロン(男性ホルモン)の低下、いわゆる「男性更年期障害(LOH症候群)」の可能性も考えられます。

この場合は、ED治療薬(血流改善)だけでは根本的な解決にならないこともあります。まずは生活習慣を見直しつつ、補助的に亜鉛やマカといったホルモン代謝のサポートが期待されるサプリメントを利用したり、タウリンを含む医薬部外品で疲労回復の土台を整えたりすることが選択肢となります。

ケース3:一時的な疲労回復や栄養補給がしたい

「今日は大事な仕事で疲れたから、明日のために栄養補給したい」といった一時的なコンディショニングが目的であれば、タウリンやビタミンB群を含む「指定医薬部外品」の栄養ドリンクが最も適しています。

サプリや栄養ドリンクを選ぶ際の3つの安全基準

医薬品以外のサプリメントや医薬部外品を選ぶ際にも、安全のために守るべき基準があります。特にインターネット上には怪しげな製品も多いため、以下の3点を確認してください。

「即効性」「増大」などの誇大広告を避ける

前述の通り、食品や医薬部外品が「飲んですぐ効く」「サイズが大きくなる」といった医薬品的な効果を謳うことは薬機法で固く禁じられています。もしそのような広告を見かけたら、その製品と販売業者は信用すべきではありません。

成分表示と含有量が明記されているか確認する

「〇〇エキス配合」といった曖昧な表記ではなく、「亜鉛 15mg」「タウリン 3000mg」のように、主要な成分がどれくらい含まれているかを具体的に数値で明記している製品を選びましょう。

信頼できる国内の販売元から購入する

ドラッグストアや大手コンビニなど、国内の正規流通網で販売されている製品は、メーカーや卸売業者による審査を経ているため、安全性が比較的高いと言えます。インターネットで購入する場合も、製造元や販売元が明確な公式サイトからの購入をおすすめします。

【重要警告】ネットの「海外精力剤」に潜む危険性

私たちが最も警鐘を鳴らしたいのが、インターネットの個人輸入代行サイトやSNSなどで販売されている「海外製精力剤」のリスクです。これらは「漢方」「天然成分」「副作用なし」などと謳っている場合がありますが、その実態は非常に危険です。

厚生労働省が警告する深刻な健康被害

厚生労働省は、無承認無許可医薬品による健康被害事例を多数公表しています。これらは「精力剤」や「ダイエットサプリ」として個人輸入された製品で、以下のような深刻な事態を引き起こしています。

  • 事例1:鉛中毒による神経障害
    「天然成分」と謳ったカプセルから、高濃度の「鉛」が検出されました。服用した男性は鉛中毒と診断され、手の震えや頭痛に加え、「インポテンツ(勃起不全)」という取り返しのつかない健康被害が報告されています。
  • 事例2:未承認薬の混入による死亡事故
    「漢方」と謳った製品に、実際には血糖降下薬(糖尿病治療薬)が治療域を超えるレベルで混入されていました。これを服用した男性は、重度の低血糖発作を起こし、意識不明の末に死亡しています。
  • 事例3:偽造ED治療薬のリスク
    個人輸入で流通するED治療薬の約4割~半数が偽造品であるという調査データもあります。不衛生な環境で製造され、有効成分が過剰に含まれていたり、ペンキなどの不純物が混入していたりするケースも報告されています。

安易な個人輸入は、効果がないばかりか、あなたの健康と命を危険に晒す「ロシアンルーレット」と同じです。絶対に手を出さないでください。

精力剤に関するよくあるQ&A

最後に、精力剤に関してよく寄せられる質問にお答えします。

Q. コンビニの精力剤ドリンクとED治療薬を併用しても大丈夫ですか?

A. タウリンやビタミンが主成分の医薬部外品ドリンクと、バイアグラなどのED治療薬の併用は、基本的に問題ないとされています。

ただし、注意点が2つあります。1つは「アルコール」です。一部の精力剤ドリンクにはアルコールが含まれていますが、過度な飲酒は脳の性的興奮を鈍らせ、ED治療薬の効果を弱めてしまう可能性があります。

もう1つは「食事」です。特にバイアグラなどは、脂質の多い食事の直後に服用すると、薬の吸収が妨げられて効果が半減することがあります。空腹時の服用が推奨されています。

Q. ED治療薬は、ずっと勃起したままになるのが怖いのですが…

A. これは非常によくある誤解です。ED治療薬は「強制的に勃起させる薬」ではありません。あくまで「性的刺激があった時に、勃起しやすくする(血流を補助する)薬」です。

したがって、服用したからといって常に勃起するわけではなく、性的刺激がなくなれば自然と収まります。万が一、4時間以上も勃起が続く場合(持続勃起症)は危険な副作用ですが、これは極めて稀なケースです。

まとめ:EDの悩みは自己判断せず、専門家への相談が最適解

「精力剤」と一括りに呼ばれる製品群について、その正しい選び方を解説してきました。

  • 健康食品(サプリ):あくまで「栄養補給」。ED治療効果は謳えない。
  • 医薬部外品(栄養ドリンク):あくまで「疲労回復・予防」。即効的な勃起改善は期待できない。
  • 医療用医薬品(ED治療薬):医学的根拠に基づきED症状を「治療」する。医師の処方が必要。
  • ネットの海外製品:鉛や未承認薬が混入している危険性が高く、命に関わるため絶対に避ける

もしあなたの悩みが「日々の疲労」であれば医薬部外品やサプリが選択肢になりますが、もし「明確なED症状」であるならば、選ぶべきは「医療用医薬品」一択です。

「病院に行くのは恥ずかしい」「時間がない」という理由で、危険な個人輸入に頼ってしまうのは最も避けるべき選択です。

これらの課題を解決し、誰にも知られずに安心して治療を始めるための最も現実的で安全な選択肢が「オンライン診療」です。専門クリニックのオンライン診療では、電話やスマホのビデオ通話で医師の診察を受け、安全な国内正規品の治療薬を自宅に郵送してもらえます。あなたの抱える不安を解消し、自信に満ちた日々を取り戻すために、ぜひオンライン診療の活用を検討してみてください。

愛知EDラボ編集部

ED治療クリニックのWebマーケティングやサイト制作に携わってきたノウハウを活かし、初心者にも分かりやすいコンテンツ提供を心がけています。中でも愛知県は、ED治療の需要高い地域であることが分かったため、愛知県を対象とした情報発信を主に行っています。

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